「聖者がまちにやってくる(When the Saints Go Marching In)」, 『バスティン ピアノ レベル1』, pp. 48-49.
ジャズの有名曲ですが、いつもの「素直じゃない」ひねりが効いておりますw
こんな「聖者」はイヤだー( ;´Д`)!
またこういう天使だよ、も~w
前出てきた天使もかるくビビったけど、今回も…ヒドいww
手足の色も前と同じく毒っぽいし、何と言っても今回は、、、
顔がない!!
しかも、管楽器のベルのとこから舌とか、うへぇww
もうどういうセンスしてんだよこのイラスト描いた人っ!!www
来ると行くーー原語と訳語の比較ーー
今までは、そういうもんなんだと思ってて、特に気にしたこともなかったけど、こうして改めて見てみると、英語と日本語訳だと聖者の方向が逆になってることに気付きました(・o・)
日本語だと、「聖者が街にやってくる」なんで、聖者たちが、外から自分たちの住んでる街に行進してやってくるっていうニュアンスになってます(ココに載ってる歌詞もそういう内容)。
(まあ、ただ「聖者の行進」っていう訳もあるけどw)
それに対して、元の英語タイトルは「When the Saints Go Marching In」なんで、直訳すると、「聖者たちが行進して入って行く」。(え~、離れていくんかいっ)
で、聖者は、いったいどこに入って行くんじゃろ??
実は葬式の歌だった!Σ(゚Д゚)
聖者の行進 - Wikipedia
元々は、アメリカ合衆国の黒人の葬儀の際に演奏された曲である(引用)ええ~~!!そうなの?!
ただ、この曲が使われるのは、埋葬終了後の帰路みたいですね。
↓が詳しくて面白かった。
セカン・ドライン - Wikipedia
簡単にまとめると、
- ニューオーリンズ独特の葬儀パレード「ジャズ・フューネラル」
- ファーストライン=遺族と関係者
- セカンドライン=音楽に釣られた人々
- 墓地までの行きは、荘厳な葬送曲
- 墓地からの帰りは、明るい曲
墓場までの重々しい演奏が故人を悼むためのものであるのに対し、帰路の演奏の明るさには、魂が解放されて天国へ行くことを祝う意味が込められているとされる。(引用)
ほうほう!だからこんな明るい曲なのかー!
ということは、聖者たちは、天国に入って行く(Go Marching In)ということみたいですね。
なるほどね~。日本語訳は、きれいさっぱり宗教色を払拭してあったのか~(強いて言えば残ってるのは「聖者」ぐらいw)。しかし、こんな背景があったとは、知らんかった。。。
あ。これを踏まえて考察してみると、
日本語タイトルの「街にやってくる」は、「墓地から街にやってくる」の意味であるっ。すなわち、セカンドラインの人々の視点から見たパレードを指す!(無理やり)
と解釈できなくもない?…
…いや、それ聖者と違うで……
やっぱこの説は無しだなw(;^ω^)
さて、絵ツッコミと雑学がだいぶ長くなったけど、ちょっとは曲の話も。
テンポ?タイム?どっち?
標語:Bright march time(きちんとしたマーチのテンポで)
ん?日本語訳は「テンポ」になってるけど…英語では「Time」になっとる…
(下線筆者) |
そういえば、以前の「マーチ」(p. 40)の標語は「Tempo」だったのにな。。。
まあ、似たような意味っちゃあそうかもしれんけど、、、
こういうのって、どっちでもいいんだろうかー??
あと、「Bright」の訳、安定しないな…w(画像・黄緑色の下線部)
- 以前の「マーチ」では、はっきりとした
- 今回の「聖者~」では、きちんとした
その言葉、そのまま返すわ! Brightに翻訳してくださいっ!!www
(てか、そもそもそのBrightの訳、な~んか微妙にニュアンスちがくね…?)
「素直じゃない」アレンジ、キタよw
おなじみの曲!…のはずなんだけど…なんか違うw
左手の音にシャープ混じってるから!
曲自体は簡単でうれしいんだけど、、、でもなんか調子狂うなあw こういうアレンジははじめて聴いた気がする。ジャズっぽい?…のかなあ…?
あ!またアウフタクトやん。音符3つもあると、見落としそうになるで!
最後の音、すぐ間違えるんだがw
前回の「おまつり(セレブレイションの方)」で出てきた音列によく似た形で締めなんだけど、最後の音だけ違う!(レとド)
今回「聖者~」の締め
G, Ais, H, C |
比較・前回「おまつり」の音列
G, Ais, H, D |
前回、さんざんこの形を練習したんで、その癖がついてしまってて困る!ww
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