No. 37, 『グルリット初歩者のための小練習曲』, p. 19.
解説
分散和音を左右交互に行なう練習です。ツェルニーの教本にもよく出てくる形です(p. 6)。
へぇ~。チェルニーかぁ…やるとしたら相当先のことになりそう。。。
(なんかネット上ではチェルニーさん、「鶴」って呼ばれてるらしいですねw)
さてさて、たしかに8分の6拍子で、タタタ、タタタと『バーナム導入書』の「側転運動」とかでやったようなドミソドミソみたいなのがずっーと並んでます。
てか、分散和音ってことは、コレ全部、同時に弾いたら和音ってことなんだよね?
ちょっと挙げてみると、
- ド+ミ+ソ
- シ+レ+ソ
- レ+ファ+ソ
- ミ+ソ+ド
- ソ+ド♯+ミ
- ソ+シ♭+ミ
- ファ+ラ+レ
- ソ+ド+ミ
- ソ+レ+ファ
うわー…この中だとドミソしか知らないんだけど…(;^ω^)
ただ、よく見たら順番違うだけで中身は一緒ってのもあるな。
太字&色付けたのが仲間ではないかと思われ~(これが「転回形」とか言うヤツなのか…?)
あと、シレソ?
ソシレなら知ってるんだけど、『バスティン』でやったGメジャーのⅠの和音の仲間ってことでいいんだろうか?
ファラレは知らんぞい。ファラドなら知ってるけど!
そして残りは、、、
ミステリアスで不穏な謎の(分散)和音
- ソ+ド♯+ミ(ゲー、ツィス、エー)
- ソ+シ♭+ミ(ゲー、ベー、エー)
曲の途中でいきなりミステリアスな響きにw
でも、同時に押して和音として聴いてみると、とても不穏な感じw
何なんだこれ。何調の何番の和音なんだろ?気になるなぁ
微妙なポジション移動と指使いの違い
基本は
- 右手:1,3,5
- 左手:5,3,1
なんだろうけど、途中で2指とか4指が混じってきたり、
場所もすぐ近くにズラすだけだったり、いきなり遠くに飛んだり。
これだけバリエーションがあると、手元見ないで弾けるようになるには相当掛かりそう…。
とくに最後のここが難所(´Д`)
この微妙な距離感の違い!
そして、左右の手の近さ(窮屈さ)よ!ww
難所といえば、強弱もだ。。。アルペッジョ弾くだけでイッパイイッパイなのにぃ…
タイとスラーと謎の指番号「ー」
ところで4小節目と8小節目の何これ?ハイフン?ダッシュ?
画像は4小節目のものです。 |
上がスラーで、下がタイだよね?音の高さ的に。
だとすると、、、保持音ってこと?
タイで結ばれた同じ高さの音符の指番号が「ー」だから、省略っていうか、「指そのままで」って意味でいいんだよな?多分(汗)
解説にも何も触れられてないんだけど…(´゚д゚`)
検索してもそれらしいの出てこないし…(´;ω;`)
もうしょうがいないからそれでいく。
それにしても、ラストの響き、癒される。。。
いろんな曲の中でよく聞く響きだと思うんだけど、
この下がる音がなんとも好き。
ここ、この曲の救いポイントw
これ聞けるから練習できる!
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